1. レガリアマットレスとは?
高級マットレスブランド「レガリア」の概要
レガリアは、アメリカの老舗ベッドメーカー「キングスダウン(Kingsdown)」と、日本の大塚家具が共同開発したラグジュアリーマットレスブランドです。キングスダウンは100年以上の歴史を持つマットレス専門メーカーで、体圧分散性と高級感を兼ね備えた製品で世界中の高級ホテルに採用されています。
このグローバルな技術力に加えて、大塚家具が日本人の睡眠習慣、体型、四季の気候に合わせて設計を最適化。こうして誕生したのが「レガリアマットレス」シリーズであり、その品質と快適性から“ホテルクラスの寝心地を自宅で再現できる”という評価を得ています。
2. レガリアマットレスの評判まとめ(良い口コミ・悪い口コミ)
良い口コミ
レガリアに対する評価の中でも特に目立つのが「包み込まれるような寝心地」や「睡眠の質が上がった」といった意見です。多くの利用者が、レガリアを使用することで「朝まで一度も目が覚めずに眠れた」「疲労の回復度がまったく違う」といった変化を実感しており、寝心地の向上に直結していることが伺えます。
また、「腰痛持ちでも安心して眠れる」「10年以上使用してもへたりがない」という耐久性に関する評価も多く、長く安心して使える点も支持されています。
中立・悪い口コミ
一方で、「価格が高くて手が出しづらい」といったコスト面での不満や、「柔らかすぎて沈み込む感じが苦手だった」といった個人の寝心地の好みに関する意見も見受けられます。ただし、これは柔らかめのモデルを選んだ方に多く、硬めのモデルであれば解消されることもあります。
使用者のリアルな声を紹介
SNSやブログレビューでは、「これ以上の寝心地には出会えない」「一生使いたいと思える品質」といった熱のこもった声も確認できます。特にインシグニアやザ・レガリアといった上位モデルに関しては、「価格以上の価値がある」との口コミが多数あります。
3. レガリアの主なマットレスシリーズと特徴
ザ・レガリア
最上級モデルであり、価格は100万円を超える高級仕様。極上の柔らかさと、4層構造による驚異的な体圧分散性を誇ります。寝返りが少なくなり、深い眠りへと導く贅沢な一枚。
グランデュール
超柔らかめの構造で、体重の軽い方や横向き寝が多い方に好まれています。素材の柔軟性とフィット感に優れており、包まれるような寝心地が魅力。
インシグニア デラックス
高反発のポケットコイルとソフトな詰め物のバランスが良く、腰部へのサポートを強化しつつ、通気性にも優れるモデル。中間価格帯でコスパが高い。
サークレット
やや柔らかめの設定で、レガリアシリーズの入門モデル。はじめて高級マットレスを選ぶ方や、ベッド買い替え時の選択肢としても人気。
比較表①|レガリア各モデルの比較表(機能・価格・寝心地)
モデル名 | 価格帯(税込) | 寝心地 | 特徴(構造・素材) | おすすめタイプ |
---|---|---|---|---|
ザ・レガリア | 100万円〜 | 極上の柔らかさ | 4層コイル・高密度ウレタン・ピンホール構造 | とにかく贅沢を求める方 |
グランデュール | 80〜100万円 | 超柔らかめ | 多重キルティング・体圧分散フォーム | 横向き・軽体重の方 |
インシグニア デラックス | 40〜60万円 | やや柔らかめ | 高反発×低反発の多層構造、ジェルフォーム採用 | 初めての高級ベッド |
サークレット | 15〜30万円 | 柔らかめ | 基本構造+通気性素材+ポケットコイル | エントリーモデル希望者 |
比較表②|レガリア vs 他ブランドとの違い
比較項目 | レガリア | シモンズ | 日本ベッド | サータ |
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寝心地 | 包み込む柔らかさ | しっかり支える硬め | やや硬め・シンプル | やや柔らかめ |
特徴構造 | 多層構造・体圧分散特化 | ポケットコイル密集配置 | ボンネル or ポケットコイル | ゾーニング設計+高反発フォーム |
価格帯 | 高価格(15〜100万円) | 中〜高価格(10〜60万円) | 中価格(8〜30万円) | 幅広い(5〜50万円) |
向いている人 | 高級ホテルの寝心地を求める人 | 仰向け・腰痛対策したい人 | 国産・シンプル志向の人 | 柔らかくコスパを求める人 |
4. 寝心地・フィット感・通気性の実力は?
柔らかく包み込まれる寝心地が好評
レガリアの最大の特長は、身体をやさしく包み込むようなフィット感です。肩や腰、脚のラインに沿って自然に沈み込み、過度な反発もなく、快適な姿勢を保てる設計になっています。特に横向き寝の方には、肩の圧迫感を軽減してくれると好評です。
体圧分散に優れたキルティング構造
レガリア独自の「5ゾーン構造」は、体の部位ごとに異なる硬さで支える設計になっており、腰や肩にかかる負担を均等に分散します。また、キルティング層には多層の詰め物を使用し、ふわふわした感触と高いサポート力を両立。
【レガリアマットレスのゾーニング構造】
┌───────────────┐
│ 頭部ゾーン(やや柔らかめ) │
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│ 肩ゾーン(最も柔らかく沈む) │ ← 横向きで肩が沈む構造
├───────────────┤
│ 腰ゾーン(硬め:センターハード) │ ← 腰の沈み込みを防ぐ
├───────────────┤
│ 太ももゾーン(標準) │
├───────────────┤
│ 脚部ゾーン(やや柔らかめ) │
└───────────────┘
通気性を高める独自技術
ウレタン内部にピンホール(小孔)を設けて通気性を向上。加えて、マットレス側面に通気孔を備えた「フルボディサラウンド構造」によって、熱や湿気を効果的に逃がす設計が施されています。
5. レガリアマットレスは腰痛に効果がある?
腰へのサポート力が高いセンターハード構造
レガリアの中級〜上級モデルには「センターハード構造」が採用されており、体重のかかりやすい腰部分をしっかりと支えます。仰向け・横向き問わず、骨盤の沈み込みを防ぎ、背骨の自然なS字カーブを保てるため、腰痛の予防や軽減に効果があるとされています。
使用者の声:腰痛が改善されたとの声が多数
実際のユーザーからは「朝起きたときの痛みがなくなった」「整体に通わなくてもよくなった」という具体的な体感報告が多数見られます。腰痛対策に特化した高反発マットレスよりも、「柔らかいのに腰が痛くならない」といった独特の寝心地への評価が高いです。
医療的観点でも注目される構造
理学療法士や整形外科医の一部でも、キングスダウン社の構造的な優位性が注目されており、寝具を医療的観点から選ぶユーザーにも支持されています。
6. レガリアマットレスの寿命とへたりやすさは?
耐久性の高さが長所
レガリアのマットレスは、10年以上の使用に耐える高耐久素材を使用しています。マットレスのへたりを抑えるため、ポケットコイルの配置や密度、外周のフルボディサラウンド構造がしっかりと支えを提供します。
実際のユーザーからの声
「15年使っても寝心地が変わらない」「親から譲ってもらって使っている」という声も多く、世代を超えて使用できる安心感があります。
長持ちさせるための使い方
マットレスを長く快適に使用するためには、3ヶ月に1回程度の上下・左右のローテーションを行うこと、湿気をためないように風通しをよくすることが推奨されています。
7. レガリアマットレスのデメリットと注意点
高価格帯であること
レガリアは高級マットレスとして位置づけられており、他ブランドと比べても価格が高めです。初期費用はネックとなりがちですが、耐久性と品質を考えれば「長期投資」として評価することができます。
柔らかめの寝心地が合わない人もいる
ふんわり包み込まれるような感触を好む人には最適ですが、「もっと反発力がほしい」「硬めの寝心地が好き」という方には合わない可能性もあるため、試し寝を推奨します。
8. 購入方法と販売店舗情報
購入方法
レガリアマットレスは大塚家具の店舗、および大塚家具の公式オンラインストアで購入可能です。モデルによっては楽天市場やYahoo!ショッピングなどのECサイトでも取り扱いがあります。
試し寝できる場所
全国の大塚家具ショールームに展示されており、実際に寝心地を体験できます。高額商品であるため、オンライン購入だけでなく、店頭での体験は非常に重要です。
9. 価格帯とコストパフォーマンス
モデル別価格帯
モデル名 | 価格帯(税込) |
---|---|
ザ・レガリア | 約100万円以上 |
グランデュール | 約80~100万円 |
インシグニア デラックス | 約40~60万円 |
サークレット | 約15~30万円 |
コストパフォーマンスの評価
「確かに高額だが、10年以上使えて睡眠の質が上がるなら安い」「疲労回復が実感できるので毎日が変わる」など、購入者の多くが価格に見合った価値を感じています。
10. レガリアマットレスはこんな人におすすめ
こんな方に向いています
- 高級ホテルのような寝心地を求めている方
- 柔らかく包まれるようなマットレスを好む方
- 腰や肩への負担を軽減したい方
- 長期的にマットレスを使用したい方
11. レガリアマットレスと他ブランド(シモンズ・日本ベッド等)との比較
シモンズとの比較
シモンズは比較的硬めで反発力のある寝心地が特徴です。仰向けに寝ることが多い方や、体格のしっかりした方に向いています。対してレガリアはふんわりと体を包み込み、横向き寝や小柄な方に好まれます。
日本ベッドとの違い
日本ベッドはシンプルな構造と安心の国産品質で根強い人気がありますが、ラグジュアリーな感触や多層構造の点ではレガリアが優れています。
サータとの比較
サータも柔らかめの寝心地を提供しますが、レガリアはより高級感と密度感のある寝心地。価格帯はレガリアの方が高い傾向にありますが、より深いフィット感を求める方にはレガリアが選ばれています。